FX取引

FXスワップポイント裁定取引利益最大化戦略

保持ポジション数①

この取引においては、いかに長期間ポジションを保持し続けるかが重要です。

「FX口座乗換え」や「取引通貨乗換え」などのポジション解消を許容できるのは多くても年に3回程度。なぜなら新規ポジションを持った瞬間にマイナスから始まり、収益がプラマイゼロになるまで数週間から数か月かかるからです。

多くても年3回というところがポイントで、この検討材料として、過去記事に一日当たりの為替変動幅履歴を掲載しました。

例えば、ZARJPYの履歴を見てみると、一日の為替変動幅が0.45を超えるのは年に1回から3回で、私はこの値を許容為替変動幅に設定して保持ポジション数を決めています。

許容変動幅から取引通貨数を計算するには過去記事をご参照ください。

ZARJPYの一日変動幅は0.6を超える日もありますが、そのような大きな変動に遭遇してしまったら諦めるようにします。そのような滅多に来ない状況を想定して許容変動幅を設定すると多くのポジションを持つことができず、利益の積み上げが遅くなります。

そのような大きな変動の対策としては、損切注文を手前にしっかり入れておくことで対応します。損切になってポジションが解消されても、年に3回程度であれば年間通してマイナスになることはありません。

※このシミュレーションツールは後日掲載予定

また、損切でポジション解消された場合、再度ポジションを持つのは一週間程度様子を見てからにした方がよさそうです。なぜなら大きな変動があった後は再び大きな変動が起こることがしばしばあること過去記事からもみてとれます。

保持ポジション数②

大きな為替変動が起こる時期をある程度予測できる人であれば、その時期より早いタイミングで許容変動幅以上のポジションを保持し、少しずつ委託証拠金をFX口座に追加しレバレッジを下げていく戦略をとることもできます。

例えば、年末年始に大きく為替が変動することが多いので、年始が過ぎてから保持ポジション数を増やし、年末に向けて少しずつレバレッジを下げていくようなやり方です。

税金対策

過去記事に記載した通り、利用している口座の組み合わせによっては、税金コントロールができるので、可能であれば納税を先送りして、資産を増やすようにします。