FX取引

FXスワップポイント裁定取引における税金

この取引において、課税対象となるのは確定した為替変動益とスワップポイント益です。

為替変動益


ポジションを持っている間は損益が確定しないので、保持しているポジションを決済しなければ課税対象になりません。

スワップポイント益

FX会社によって異なり、ポジションを持っていても日々確定する会社もあれば、持っているポジションを決済する時に確定する会社もあります。後者の中には、決済せずにスワップポイントを確定(スワップポイント振替)することができるFX会社もあるので、その獲得済みのスワップポイント範囲内で課税対象額(雑所得)をコントロールすることもできます。

例えば、2019年私が利用している4口座(買口座二つ、売口座二つ)について、買口座は2つとも決済時に確定し、売口座は2つとも日々確定します。年末に、買口座にて、一部スワップポイント振替することにより、課税対象額を0に近づけました。

こうすることにより税金の支払いを抑えて手元に資金を残すことにより、翌年の運用に利用することができます。
(税金の支払いを遅らせただけで、後々支払うことになりますが、手元に残しておくことにより資金効率を高めることができます)