概要
前回の記事の補足として、 2020年1月24日に資金10万円を元手に取引を始める具体例を掲載します。
この日有利な通貨ペアとFX会社は下表の通りでした。
通貨ペア
通貨ペア | 為替レート |
ZAR/JPY | 7.59 |
FX会社
買口座(買取引をする口座)
FX会社 | 買スワップポイント※ |
Matrix Trader LION FX 岡三アクティブFX | 15 |
売口座(売取引をする口座)
FX会社 | 売スワップポイント※ |
GMO FXネオ | -10 |
セントラル短資FX | -11 |
※1万通貨あたりのスワップポイント
ステップ1:資金準備
10万円は頑張って準備してください。
ステップ2:取引通貨・FX口座選定
取引通貨
①買スワップと売スワップの和
買口座にLION FX、売口座にGMO FXネオを使う場合、 買スワップと売スワップの和は1万通貨あたり5円(=買スワップ:15円+売スワップ:-10円)です。
また、売口座にセントラル短資FXを使う場合、1万通貨あたり4円(=買スワップ:15円+売スワップ:-11円)です。
これらFX会社の過去スワップポイント実績を調べてみてもおおよそこの程度の値で落ち着いています。
②取引可能通貨数
ツールを使って計算することができます。
FX口座
資金10万円で、許容為替変動幅が0.66程度であれば、5.3万通貨ずつ買取引及び売取引が可能ですが、GMO FXネオは取引単位が10万通貨なので、この口座を使って取引を始めることができません。セントラル短資FXを売口座として取引を開始するか、資金20万円準備してGMO FXネオを売口座として取引を開始するかの二択となります。
前者を選択し、買口座として3つのうちのいずれかで5.3万通貨を購入、売口座としてセントラル短資FXで5.3万通貨を売却すれば一日で21円のスワップポイントを受け取ることができ、 仮にスワップポイントが変動しなければ、一年で7,665円(表面利回り7.7%)を受け取ることができます。
買口座候補は3つありますが、各FX会社が完全信託保全を採用しているかなどを確認して選定してください。
ステップ3:FX口座開設&入金
買口座と売口座を開設し、5万円ずつ入金します。
ステップ4:取引通貨単位での取引
GMO FXを除けば、1千通貨単位で取引できるので、買口座で1千通貨、売口座で1千通貨の取引をして1日後に為替変動損益およびスワップポイントが想定通りか確認します。
ステップ5:本格取引
ツールを使って、取引可能通貨数とレバレッジを計算し、最初はレバレッジが4倍以内におさまる量の取引をし、慣れてきたら、取引量を上げるようにします。